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IT化へのロードマップ(3) -- いかに保守するか

IT化へのロードマップ(3)

3.いかに保守するか

開発部 柴尾昌克 2011/07/20

今はビジネス環境の変化が激しい時代です。それに伴い、業務内容のスピーディーな変革は企業にとって必須事項となってきています。ところで、多大なコストを払って、せっかく情報システムを導入しても、業務内容が変わっていけば、いずれそのシステムは陳腐化していきます。そこで、システム導入と同じく重要になってくるのが、システムのメンテナンス(保守)です。すなわち、業務内容に変更があれば、それに合わせてシステムの方も仕様変更をしていかなければなりません。

特に、業務の変化が激しい場合は、システム変更もできるだけ俊敏に行える必要があります。システム設計に際しては、システムメンテナンスの容易さ、つまり仕様変更をどれだけ柔軟かつ迅速にできるかをよく考慮する必要があります。

それとともに、保守にかかる費用も勘案する必要があります。システムは、導入さえしてしまえばあとはコスト0...というわけにはいきません。メンテナンスのために、継続的にコストはかかります。ですので、メンテナンスコストをなるべく低く抑える、言い換えれば、仕様変更が容易であることはたいへん重要な条件です。くれぐれも、システム導入は安くついたが、その後のメンテナンスでかえって出費がかさんだ、というようなことがないようにすべきです。

もちろん、そもそも業務内容があまり変わらないという業種もあることでしょう。その場合は、システムの仕様変更を頻繁に繰り返すということはありませんから、それほどメンテナンスコストを高く見積もる必要はないかも知れません。

いずれにしても、以上のことから、情報システムにかかるコストは

導入時の開発費用+メンテナンス費用

ということになるでしょう。