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ソリューションとしてのMagic(1)

ソリューションとしてのMagic(1)

開発部 柴尾昌克 2011/07/20

弊社ではシステム開発ツールの一つとして、マジックソフトウェア株式会社製の Magic を使用しております。ここでは Magic の紹介をしたいと思います。Magic とはただのプログラミング言語ではなく、システム開発、特にデータベースを使った業務システムを、たいへん効率的に構築できるようにした、「ビジネスアプリケーションプラットフォーム」です。

まず Magic とはどのようなプラットフォームなのかを述べたいと思います。

特徴1 データベースを使った業務用システムに特化している

業務用システムは、その会社の業務に合わせて構築することがほとんどだと思います。ですので、業務の数だけ業務システムが存在すると言って過言ではないでしょう。ところで、細かい点では、それぞれの業務システムに違いがあったとしても、大雑把な構造は、どのシステムを見ても、ほとんど同じです。「大雑把な」観点では、処理内容は共通しているのです。すなわち、



データ照会機能
システム内に登録されているデータや、集計結果を見る。

データ編集機能
顧客情報や注文情報などのデータを入力、修正する。

データ集計機能
顧客情報や注文情報などから各種集計を取り、分析や会計に用いる。

帳票出力機能
取引先に渡す文書や、自社内に保管するサマリー(まとめ)などを紙に印刷する。

ファイル入出力機能
取引先の情報システムが出力したデータを自社で取り込んだり、取引先が取り込むためのデータを自社から出す。異なる情報システム間でデータの連携をとるために用いられる。

画面
デザインはあまりこだわらず、必要なデータが過不足なく表示されていさえすれば良い場合が多い。ゲームのような高度なグラフィックス処理は必要とされない。

なる特徴を共通に持っています。


Magic は上記基本機能を短時間で実装できます。というのは、Magic にはこれら基本機能の大枠があらかじめ準備されており、プログラマはただ詳細部分だけを指示・記述すれば良いだけだからです。



Magic というプラットフォームでは、Magic 実行エンジンというソフトウェアが、業務システムに必要な基本機能の大枠を提供します。その際実行エンジンは、プログラマが用意した Magic プログラムを読み込み、基本機能の大枠の上に細かい仕様を付け加えるという形でシステムが動作するのです。

したがって、Magic を使ったシステム開発においては、プログラムを一から作るわけではなく、Magic 実行エンジンに指示する内容を記述するだけで、所定の機能を実現することができます。これは、データベースを使った業務システムに特化したからこそ、可能になったのです。